福島県浪江町 探訪レポート (fukusima)4「終」
商店街を抜けて、少し歩いた。家や店が見えても近づいてみたら廃墟。そんなことの繰り返し。たまに車が止まっていたり管理されている家を見ると安心する。なぜなら、放棄された建物には人間の背丈を超えそうな草や木が生え、アスファルトは見えず、壁にはツタが生えているからだ。中には窓が割れてる建物もあった。こうなると帰還は困難だ。そもそも年月が経ち過ぎているがために帰還しようと考えている人自体かなり少ないように思える。
商店街の裏手、工場。 誰もいない空間に、柔い光と反射した埃が夏とは思えない暖かな空間を作り上げていた。
2階。色々な道具が壁に掛けてある。なんの工場だろう。一階には塗料の缶がたくさん置いてあった。
外に出て、少し歩いてる。
洗濯物が干されたまま...
眼鏡屋さんがあった。店内が見えたのでガラス越しに。
正面入り口のガラスが割られていた。
現在14時30分。もうすぐ代替バスが来るので駅に戻ります。これを逃すと次は17時過ぎになるので...時間的に狭い範囲でしか見れなかったのでまた来ようと思います。
JR富岡駅に着きました。
駅前は綺麗なマンションやアパート、お土産店があります。
海側は...
(2021年8月追記ー浪江町、現在ではかなり人が戻ってきており、商業施設やスーパー、飲食店、住宅等、解体及び新築や建て替えがかなり進んでいます)
(今後は双葉郡を中心にレポートを上げていく予定です。)